でも何故企業は、経験豊富な人材の中途採用ではなく第二新卒を募集しているのでしょうか?どちらかというと新卒に近い存在である第二新卒。であれば、新卒採用をすればいいではないか、と考えてしまいますよね。理由は様々に考えられますが主に以下の3つがあるのではないかと考えられます。
①新卒採用競争の激化による新卒人材の確保不足・・・不景気で新卒採用を控えていた企業が、近年の景気回復により新卒採用に積極的な姿勢をとるようになりました。現在では超売り手市場とも言われるほどの状況で企業採用担当者は新卒人材の確保に頭を悩ませています。こういた状況において新卒人材が確保できない場合、新卒人材の変わりに第二新卒を採用しています。
②若手早期退職者への対処・・・第二新卒人材が存在することはすなわち、若手の早期退職者が発生しているということです。企業側から第二新卒年代の人材流出が増えれば増えるほど、企業側の第二新卒の需要も増えていきます。若手人材の欠員に対する補充はどうしても必要不可欠なわけです。最近よく言われる、「3年で3割が辞める」そのものです。
③基本的な教育投資の削減・・・一般的な経験者の中途採用とは異なり即戦力となりえる第二新卒人材は少ないですが、ビジネスマナーなどの基本的な教育を受けており、多少の経験もあるため、企業側としては教育投資を抑えることができます。
このような理由により、現在では数多くの企業が第二新卒に注目し、第二新卒の求人企業数も求人数もともに大きく伸びてきています。転職市場が盛り上がりを見せる中で「第二新卒」の影響力も必然的に大きくなり、新卒と中途の両方の性質を持ったこの「第二新卒」に、企業側からも今後さらなる期待が寄せられているわけです。
以上の3点が第二新卒が求められる主な理由です。つまり企業側からしてみれば、第二新卒は、吸収力があり企業風土になじみやすく、大きな成長の可能性を秘めている新卒と同様でかつ、最低限度の経験もつんでいるため非常に魅力的ともいえる人材なわけです。